♪夫との離婚を夢見る兼業主婦の雑記ブログ♪

~最終タイミングは熟年離婚!~

~約8ヵ月ぶりの夫の帰省~

夫ともう一度夫婦仲を改善する最後の策として私は今までの繰り返しにならないように以下のことを一緒に認識することを提示した。

 

・私たち夫婦にとって一番致命的なのは価値観が違いすぎて「思いやり」が見当違いになること。

うまく人間関係を築くには「思いやり」は不可欠。

「思いやり」とは相手の立場になって(自分に置き換えて)考え、思い、行動すること。

しかし私たちの場合は相手の立場になって考えても全く感じる感情が真逆なのだ。

私が「ひどい!夫さんもこう言われたらどう?!傷つくでしょ!!?」と言って、夫からすると「自分がそういわれてもなんとも思わない。傷つかない。」という反応になる。

よって今までのようにお互いを「思いやる」という抽象的な試みでは失敗するということだ。

 

なので

 

以下のことを一緒に実践することで同意した。

 

・一緒に過去の言動や行動を分析しお互いのこと深く知り理解する。

・共感ではなくお互いがどういう人間でどう感じるかの情報を共有する。

・お互いのことと同時に自分自身についても深く知り理解する。

・当人同士の話し合いになると感情移入して喧嘩になる為、「妻ちゃん」「夫さん」と名前で呼び合わず第三者として切り離して冷静に会議し、資料を作成する。

 

そして

以上を実践することははてしなく根気のいる時間のかかる作業で、

片方だけががんばるのではなくお互いが頑張る必要があることを理解するように言った。

 

夫は納得して頑張ると言ってくれた。

 

人間としてお互い未熟なもの同士がこんな高度で根気のいる時間のかかることができるのか・・・・

 

しかしもう私にはこれをやるしか夫婦仲を改善する希望が見いだせない。

 

この話し合いをした夜、私は夢を見た。

 

このやり方に賛同してくれたのもつかの間。

翌日にはさっそく返す刀で暴言を吐かれ、

「あ~・・ またか・・・やっぱりだめか・・・」

と力なく再度奈落の底に落とされた夢を見た。

 

それほど私は夫に対して絶望と恐怖心が大きいのだ。

 

そして今回帰省時には離婚届にサインをしてもらうことも了承してもらった。

私の中で夫はいつもありえない行動をとる。

そしてそれが本当に恐怖なのだ。

だからちゃんと話ができる今離婚届を書いておいてほしいと。

 

夫は離婚届を書くにあたって、離婚届を出すときは黙って出さないでほしい。必ず出すことを言ってほしい。それだけは約束してと言った。

私はその約束は必ず守る。もし夫さんが失踪して連絡が取れなくなったらお義母さんに伝えると言った。

 

 

夫のPCR検査も無事陰性。

ついに夫と対面する日が来た。

 

夫には近くの公園で当日は待っててもらうことにした。

 

いつも通りせわしなく子供二人の準備をし、自宅を出た。

 

自宅の階段を降り、公園へ向かう前にしゃがんで2才の長男に

 

「今日は長男君と遊びたいって公園で待ってる人がいるよ。遊んであげてね。」と言った。(夫には長男はおよそ覚えてない。自分のことをどう紹介するかは任すけど、私から「お父さんだよ」とかお膳立てはしない旨伝えている)

 

長男は幸い少し人見知りしたが、夫と楽しく遊んでいた。

お父さんという概念がまずないので夫のことを「ヒト」「黒い(夫の服が黒かった)ヒト」と呼んでいた。

夫は「お父さん」を連呼していたが、残念ながら「とうふさん」とわずかに呼んでもらえたが基本「ヒト」と呼ばれていた。(まねるのが得意な2才児で幸いだったな。私は1週間前にやっと「ちゃん」から「おかあしゃん」と呼んでもらえたばかりだ。おまえなぞヒトで十分!!!!)

 

無事初日が終了し、帰宅後夫に「昼寝させたらうちに来てください。(服を取りに来る&話し合い&離婚届記入)」とメールしたが、

夫から「今日は帰らせてください」と来た。

なんでやねんと「何か用事がおありですか?」と返すと

夫「今日はいろいろ疲れたので明日以降でお願いします」

と返信が来た。

夫も長男君に泣かれないかなとか仲良くなれるかなとか気を使って疲れたらしかった。

 

2日目も3日目も問題なく長男と遊び、

2日目には離婚届も無事記入してもらった。

これで最悪離婚届書く書かないでもめる心配がなくなってほっとした。

 

次回帰省は来年2月の予定だ。

 

そして今回の帰省での話し合いで少し驚くことがあった。

 

夫は本当にお金の管理ができない人だ。

お金があったらいくら使うとか意識なく使う。(義妹さんへの内祝い代金も渡してたら意識なく使いこんでいるそして使いこんだことを覚えていない。1か月の食費を渡したら最初の1週間で使い切る。数の計算は出来てもお金の管理は別なんだと私はその当時実感した。)

無かったら借りたらいいだけという考えの持ち主(今は借りれないように貸付自粛の手続きをしている)

その夫が単身赴任してから日払いのバイトを副業でするようになり、

お金に対する意識が変わったのだという。

今までなら何の意識もなく使ってたお金(例えばお菓子を買うのも安く買えるスーパーが近くにあっても目の前のコンビニに行く。食べたいものを食べたいタイミングで食べるが最優先。価格はほぼ見ない)

しかし日払いだとその日頑張った分のお金を渡される為、そのお金を浪費しようという気にならなくなったのだという。

こういったことは他人にどんなに言われてもわからない。

夫自身のこの気づきは今までの夫の性格からしてとてつもない気づきで進歩だと思う。

 

夫はバイトの給与で貯めたお金で次回の帰省時に私にジュエリーを買いたいと言ってきた。

 

正直嫌いとまで思った夫にいきなりそういわれて気持ちがついていかないし、プレゼントよりその分家庭に入れてほしいというのが本音だが夫が変わるきっかけになるかもしれないとその気持ちを受け止めることにした。

 

しかしもう一つ驚くことがあった。

夫が私のことを本当に好きなんだと感じたら悪い気がしなかったことだ。

私は夫が口ばかりで意地になっているだけで、私のことを憎んでいるんだと思っていた。

愛しているふりをしているんだと思っていた。

愛していると言って一生懸命仕事をしてくれても夫の今までの言動や行動は「夫に愛されていない」というメッセージを私に発信し続けていた。

結婚前に婚約指輪が欲しいと言ったら

「お金を積めばいいの?」と言っていた夫が

私に婚約指輪と結婚指輪を購入したお店でジュエリーをプレゼントしたいという。

 

また期待して傷つきたくない。

でもしょうこりもなく少し楽しみにしている私がいる。

 

あ~

こわい

 

傷つきたくないな

 

期待したらいけない