♪夫との離婚を夢見る兼業主婦の雑記ブログ♪

~最終タイミングは熟年離婚!~

~夫失踪事件③離婚を決意~

「借金のことはとりあえず出産が無事終わってから考えよう」

最悪な精神状態のまま無事に出産できることを祈りながら過ごした。


お産の日が近づいてきたある日、
ついに夫から借金を告白&謝罪のメールが届いた。


夫自ら告白してくれたことで第一段階をクリアできたことに安堵はしたが、
ため息しか出てこなかった。

正直に言って謝罪したからといって許せるはずはなかったが、責めたところで借金が減るわけでもない。


私が緊急入院&その後も実家で
いきなり長期間自宅に一人きりになり、さみしさのあまりパチスロへ通い使ったんだと…




…はぁ!?
何それ…


私が赤ちゃんの生死を案じながら身体的にも精神的にも辛い日々を送ってる時に、あなたは独りよがりなさみしさをいいわけに借金繰り返してパチスロしてたの!?






ふざけんな!!!!!!









信じられなかった。
あまりにひとりよがり過ぎる身勝手な考えも行動も。


私にとってはこれ以上ない裏切りでそれ以外の何者でもなかった。





それでも私はまた言葉を飲み込んで受け入れるしかなかった。



自分の気持ちに折り合いがつかなくても、無理やり折り合いをつけた。



そして私はなんとか一番大切な使命。
出産を無事に終えた。


産後はまた引き続き実家の母にお世話になった。

夫も度々きてくれた。


産後1ヶ月経ち、やっと自宅へ戻ることになったある日、
夫が会社の飲み会に行くといい始めた。


私はコロナが心配だから行かないでほしいと頼んだ。
飲み会はちょうど自宅へ帰宅する為、夫が私を迎えにくる前日だった。


必死に頼んだが、夫は仕事の一部だから行かないと行けないの一点張りだった。

大の大人が行くと言って止められるわけがなく、
私は泣く泣くそれならコロナにうつらないように最大限努力してほしい。
コロナ対策の具体策を決めて実行してほしいと言った。

そしたら夫は、
飲み会では食べないし基本的に飲まない。
飲み物も一杯だけ一人で離れて飲む。
なるべく人とも距離をとる。
二次会にはいかない。
と約束してくれた。


それでも行ってほしくなかったが、渋々了承した。


飲み会当日、再度コロナにかからないように注意して早く帰宅してねとメールを入れた。


飲み会が終わる時間帯にもどうだったかメールを入れた。


しかし一向にメールは帰って来なかった。


翌日、Skypeをかけるとようやく話ができた。



そこで私はまた失望することになる…



夫「いや~昨日は泥酔しちゃって記憶なくて連絡できなかったわ(笑)」








泥酔……?!








私はSkypeを切った。




そして母に今日は帰らないと伝えた。



あれだけコロナが怖いから行ってほしくないと頼んでも仕事だからときいてくれなくて、
それだったらせめてとコロナ対策の約束をしてくれたのに、、

泥酔???




あまつさえ泥酔して記憶をなくすなんて私には信じられなかった。


コロナにかかるのも、夫と話すのもいやで私はそのまま夫と連絡を経ち実家に居座った。

母にはコロナの潜伏期間2週間は帰りたくないから実家においてほしいとたのんだ。


夫は私が無視していることに腹を立てて、次第に罵詈雑言のメールを送ってくるようになった。

メールが送られてくるのと比例して私の心も急激に確実に冷めていった。

私の心は限界に来ていた…

というかすでに限界を超えていたのかもしれない。

一番大変で支えてほしい時にめちゃくちゃに踏みつけられ蔑ろにされ続けて。。

ただひとつ気がかりなのは自宅に残してきた私の大切な楽器。
バイオリンだった。


夫は全くその価値をわかっていないが、何かで目につき壊されたりしたら私は確実に彼を絞め殺しに行くだろうと思った。

なので彼が仕事に行っている時間帯にこっそり自宅に帰り明日にでもすぐに回収してこなければと焦った。

翌日朝、彼が仕事に行った時間を見計らって自宅に帰宅した。

部屋が荒れているだろうことは容易に想像出来た。
しかしそれだけではなく自宅のドアを開けるのはいろんな意味で本当に怖かった。
まるで化け物の住みかに潜入する恐怖を感じた。


鍵は開いていた。


……ほんと信じられない。


彼は独身の時はたしかに鍵をかけないズボラな習慣があったが、
結婚してからはさすがにちゃんと鍵をかけていた。


私の大切な持ち物もあるのにありえない。。


部屋の中は荒れに荒れてまるでお化け屋敷だった。


部屋中にまとわりつくような重い空気が漂っていた。
布団は当然敷きっぱなし、いろんなものが床に散乱していた。

そして散乱した床に、私が心を込めて選んだ彼の会社の人に用意した子供の名前入りの内祝いのお菓子が無惨に食い散らかされていた。
少し前に彼に会社に持っていくように手渡したものだった。


そっとバイオリンを背負い、大切な書類も全て回収し自宅から出てほっとため息をついた。

そして電車の中で荒れた部屋の床に無惨に食い散らかされていた内祝いのお菓子を思い出した。

目に焼き付いたその光景を思い出しながら私は確信した。


彼はハッピークラッシャーだ


幸せを壊していく




幸せに向かうと必ず不幸になる行動をとる




私が頑張って幸せになろうとしてもその都度不幸に引きずり込む





いやだ!
私も子供も人生を潰される!
いやだ!
この人と一緒にいるかぎり私も子供も不幸になる!!

早く!一刻も早く離れないと!!!!!




私は帰宅後母に

「離婚する」


と告げた。